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走行距離わずか2200km!800台限定生産の日産「スカイラインGTS-R」が1800万円

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • 日産 スカイラインGTS-R:1987年式で、総走行距離は2200km。プライスは1800万円だ
  • 日産 スカイラインGTS-R:純正オプションのBBSアルミホイールが足もとを彩っている
  • 日産 スカイラインGTS-R:直列6気筒DOHCターボエンジン(RB20DET-R)の最高出力はGTSから20psアップとなる210ps
  • 日産 スカイラインGTS-R:イタルボランテ製のステアリングやモノフォルムのセミバケットシートが内装におけるポイント
  • ヴィンテージ 宮田自動車が展示した日産 スカイライン2000GT-Rハードトップ
  • 日産 スカイライン2000GT-R:1972年式で、内外装機関各部仕上げ済みの上質車。プライスは3500万円だ
  • 日産 スカイライン2000GT-R:ワタナベ15インチアルミホイールを装備
  • 日産 スカイライン2000GT-R:S20型エンジンは快調そのもの。キャブレターはソレックス
  • 日産 スカイライン2000GT-R:コンペハンドルは当時モノ。シートは張り替え済み
  • 日産 スカイライン2000GT-R:懐かしの「5SPEED」エンブレム
  • 日産 スカイライン2000GT-R:最終型で、バンパーやエンブレムもキレイだ
  • ヴィンテージ 宮田自動車が展示した日産 スカイラインGT-R Mスペック
  • 日産 スカイラインGT-R Mスペック:2002年式で、総走行距離は3万5000km。プライスは2770万円だ
  • 日産 スカイラインGT-R Mスペック:新車時から日産のディーラーでメンテナンスされてきた車両
  • 日産 スカイラインGT-R Mスペック:ワンオーナーの低走行車なので、これからまだまだ楽しめる
  • 日産 スカイラインGT-R Mスペック:内装もオリジナルコンディションだ
  • 日産 スカイラインGT-R Mスペック:Mスペックはレザーシートを採用。社外ナビ、TV、バックカメラなどを装備
  • 日産 スカイラインGT-R Mスペック:オリジナル度が高い上質のスカイラインGT-R Mスペックだ
  • トヨタ スポーツ 800:1969年式で、総走行距離は3万9000km。プライスは880万円だ
  • トヨタ スポーツ 800:新品のホイールキャップなどが付いている
  • トヨタ スポーツ 800:稀少な最終型で、流麗なボディはレストア済み
  • トヨタ スポーツ 800:空冷水平対向2気筒OHVを搭載しており、パタパタとよく走る
  • トヨタ スポーツ 800:ヒーター付きなので、1年を通じて楽しく乗ることができる
  • トヨタ スポーツ 800:パブリカのコンポーネンツを用いてコストダウンを考えた大衆のためのスポーツカーだ
  • トヨタ スポーツ 800:パブリカのコンポーネンツを用いてコストダウンを考えた大衆のためのスポーツカーだ
  • ヴィンテージ 宮田自動車が展示した日産 スカイラインGTS-R
  • ヴィンテージ 宮田自動車が展示したトヨタ スポーツ 800
  • 日産 スカイラインGT-R Mスペック:Mスペックは大人の乗り味が魅力のスカイラインGT-R
  • 日産 スカイラインGTS-R:エアコン、パワーステアリング、パワーウィンドウを装備

国産旧車を購入するなら今がベスト?

ノスタルジックカーを中心に取り扱う旧車専門店ヴィンテージ 宮田自動車。魅力的なクルマをラインアップしている同社のなかでも白眉だったのが1987年式の日産R31型「スカイラインGTS-R」。総走行距離がわずか2200kmという奇跡の1台ということもあり、1800万円というプライスで販売されていました。

ハイソカー路線で挑んだ7代目スカイライン

R31型スカイラインは当時流行していたハイソカー路線で勝負しようと考えていた。4ドアセダンと4ドアハードトップというコンサバティブなラインナップで販売をスタート。ファミリーカーとしての需要は開拓できたが、それまでのスポーツ路線とは大きく異なる高級志向がカーマニアから不評だったこともあり、1986年に2ドアクーペのGTSシリーズを追加設定。走りのよさを再びアピールすることになった。

市販車のほうではスポーツ路線への回帰を図ったが、1985年から始まったグループA規定によるレースにハイソカー路線でデビューしたR31型は参戦せず、先代モデルにあたるR30型がエントリー。その時点で投入可能だったのがR30型だったという理由で6代目の出番となったが、やはり、最新鋭マシンを持ち込んできたライバルたちを相手に苦戦を強いられることになった。

800台限定モデルだったスカイラインGTS-R

そこで日産はR31型を投入することを決意し、1987年にグループAレース用のベース車としてスカイラインGTS-Rを開発。800台限定で発売した。このホモロゲーション取得用モデルは、ギャレット製の大口径ターボチャージャー、ステンレスエキゾーストマニホールド、前置きインタークーラーなどの採用で、直列6気筒DOHCターボエンジン(RB20DET-R)の最高出力をGTSから20psアップとなる210psまで高めていた。

専用カラーのブルーブラックで塗装された直線基調のエクステリアでは、固定式フロントスポイラーや大型のリアスポイラーが特徴だ。インテリアでは、イタルボランテ製のステアリングやモノフォルムのバケットシートがドライバーを熱くさせた。

ヴィンテージ 宮田自動車が1800万円で販売していたスカイラインGTS-Rは、イベント会社があまり走らせることなく長期保管していた個体とのこと。オリジナル度が高い上質なフルノーマル車となっている。純正オプションのBBSアルミホイール、フォグランプ、ドアミラーバイザーを装備している。エアコン、パワーステアリング、パワーウィンドウも普通に備わっているので、値段が値段だが、その気になれば非常に趣味性が高い足グルマとして乗ることが可能だ。

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